2009年7月2日木曜日

神聖な火の番人〜sacred fire keeper

サンスクリット語でサダナ、sadhana、とはスピリチュアルプラクティスと言う意味。Sadhana~は "sadh" = "成功する" と言う意味の語源から来ている。

言葉の通り、ヨガを "生きる" (living yoga にする)事でヨガの " 教え" ヨガの "テクニック" を日々の生活にあてはめながらYogaをサダナ、スピリチュアルプラクティスにしていき、物質的な成功だけではない、内面的にもバランスのとれたライフを生きる。日々の生活にヨガが役立たなければ、マットの上のプラクティスはなんの意味も持たない。

もちろん、サダナは日々続けて行くものだが、ヨガインストラクター養成コースの様なプログラムや尊敬している先生の、インテンシィヴコースやワークショップに参加するのも我々の中にある神聖な火~ アグニ~ agni(sacred fire) を消さないために必要なサダナだと思う。

日々の生活で常に、アグニがしっかり灯っているとはかぎらない。心身のバランスが崩れたり、疲れがたまっていたり、インスピレーションを感じていなかったり、落ち込んだりしてれば、この神聖な火も弱くなる。Agniが弱くなっていれば、最後まで物事をやりとげられなかったり、意志が弱くなったり、身体も心もエネルギーのバランスが崩れる。

サダナ、スピリチュアルプラクティスを続けていく上で、常に内にある、この神聖な火の番人になり、自分のアグニの状態をチェックしていきたい。



アグニが弱くなれば、インスピレーションを探したり、パワフルな火のヨガアサナの練習をしたり、強くなりすぎていれば、クーリングのプラクティスをしたり。常に神聖な火の番人になり、バランスを保つことが心身の健康につながる。

ヨガティーチャートレーニングやヨガワークショップ、インテンシィヴなサダナは私もSundariも大好き。マスターティーチャーとのワークショップやインテンシィブには数えらきれない程、参加している。(1個)200時間以上のプログラムのティーチャートレーニングは、私たち二人共、4個に参加してる。

すごいハードコアなんだけど。でもインテンシィブなティーチャートレーニングに参加する事は決して楽しいだけじゃない。特に、200時間以上のプログラムの場合は朝5時起きで夜中まで続く。ある意味、tapas 、苦行の要素たっぷり!!毎日がインテンスなサダナ!これで、少しはカルマやエゴが浄化できてるよね、できてるはず!って毎回思う。

アシュラムでのトレーニングはもっとキツイ。1回が30日、早朝から夜中まで続くメニュー、ギブアップして帰りたくなる事は沢山ある。経歴や修了書のためとかは関係なく、ただ、どこどこで、これをやりましたって事を自慢したいだけとも全然違う。

最後までやりとげた後はいろいろな意味でヨガティーチャーとしてはもちろんだけど、人間的にも成長してるし、達成感もある。

なんといってもディープなサダナが心&身体に染み渡っている感覚は何にも変えられない。もちろん、リスペクトする師のもとで学べている事にも感謝。

そしてこれでもう十分と思うより、もっともっとヨガを深めたいと必ず思う。ヨガの学びに終わりはない、まだまだ続く。受講したいトレーニングがいっぱいある。ヨガティーチャーである前に生徒であるから。

もちろん、真の先生は自分の内にいる。そこへの道が明白に見える様に、純質、sattvic な先生は方向指示器の用な役割をしてくれる。

どんどんとマスターティーチャーに学んで "sacred fire "をしっかり灯していたい。

(sattvic、サットヴィックとはエゴやよどんだ暗さがない真実を表す性質、sat=true=真実と言う語源からきている。反対にオレオレ、私、私と言う様なエゴに執着している先生はtamasic な先生、tamas、タマスとは光がない暗さ、よどんでいて、怠惰などをあらわす性質。宇宙全体がsattva, rajas, tamasと言う3つのguna, グナ、性質でできている。rajas は行動を表す性質〜激質)

シヴァレーとのトレーニングは進行中で継続してるけど、今最も学びたい素晴らしい先生がLAにいて、師のインテンスなティーチャートレーニングに絶対参加したいと思っている。これも200時間以上なんだけど、このヨガティーチャートレーニングもかなりトランスフォーミングだと思う。この先生については後ほど詳しく。

Anyway, ヨガティーチャーにならなくても、ヨガが好きなら一度はインテンシィブなティーチャートレーニングに参加するとインスピレーションをもらえるし、楽しいだけじゃないけど、ディープな経験になる。通いのティーチャートレーニングは参加した事ないのでなんとも言えないが、インテンシィブだと普段の生活から離れてヨガサダナだけに専念できる。

サダナ、スピリチュアル·プラクティス、を通してアグニのバランスがくづれない様に、"神聖な火の番人" ~ "sacred fire keeper" になる事はヨガの練習の一つの大きなテーマだと思う。


Shanti & Love

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