2019年3月31日日曜日

Kirtan キルタンとは信愛のヨガ「バクティヨガ」の練習法




今では世界的に人気の高い、インド発祥のバクティヨガのプラクティスの一環である kirtan キルタン。キルタンはバクティヨガの実践法の中で最も簡単でパワフルな練習と言われています。ヨガの大聖典であるバガヴァッド・ギータークリシュナをはじめヨガの賢者や聖者達は、こう説いています。


各人の意識を高意識へと進化させ、自身の生まれ持った可能性をフルに開花し、人生をジューシーに活き活きと、喜びと愛に満ちながら生きるためには、4つのヨガをバランス良く実践する事が重要である。
4つのヨガのうちの1つであるバクティヨガは心を鎮め、浄化し、愛の波動で満たすプラクティスであるハートのヨガ、信愛のヨガです。生命氣の循環を管理して肉体の健康を維持するヨガのポーズの練習や、落ち着かないマインドを管理する瞑想の重要性は、今では多くの方が理解していると思います。ハートのヨガであるバクティヨガの練習を、ポーズの練習や瞑想を実践と同様に生活に取り入れる事が、なぜ必要なのでしょうか?







バクティヨガはハートのレベルで機能し、欲心を安定させ、心を浄化し、欲心を信愛に変換していくテクニックです。欲心は知性のレベルではなくハートのレベルで機能します。欲心が満たされずにいると、意識は常に外界へと引っ張られ、生命力を自身の可能性を開花させるためではなく、欲心を満たす事に使い果たします。すると生命力が散乱し、人生で真に重要な事に意識を向けれないまま、気づかないままの状態となります。欲心が満たされないままでいると心は浄化されず、気づきが妨げられてしまうのです。

バクティヨガの実践法の1つであるキルタンは、音楽を使って音にマインドを集中させる、瞑想のテクニックの一種です。Kirtan キルタンは一人でもグループでも行う事が可能です。リード・ヴォーカルの後に、参加者がコール・アンド・レスポンス形式(呼びかけと応答)でマントラを繰り返し歌います。何千も前から続けられているコール&レスポンス形式のマントラチャンティングがコミュニティを結びます。
マントラの「マン」とは、サンスクリット語でマインド。「トラ」は、自由にする、喜びを与えると意味します。グループで唱えるマントラは一人ひとりの魂、そして全世界に対してポジティブな効果を与えると、偉大なマスター達は紐解いています。




何千年も前から存在するキルタンですが、近年の脳科学や心理学では、「キルタンがもたらす私たちの精神へのポジティブな効果」についてのリサーチが進んでいます。先日、心理学の専門ウェウブサイトに「キルタンが脳の活動を改善する」という記事が掲載されました。


『欧米の西バージニア大学の研究チームは、認識機能障害へのキルタンの効果を調査。キルタンを12週間、1日12分間続けた事によって、血中のプラズマ・レベルが向上し、老化防止、認知機能向上、睡眠向上、精神が落ち着き、生活の質が向上したという結果を発表しました。

さらにペンシルバニア大学は、記憶力が低下している患者に、キルタンを8週間継続させた後、脳検査を行い脳血流が上昇したことを発見。記憶力向上と言語力向上が中でも最も重要な発表となりました。他の研究でもキルタンはうつ病、慢性的な痛みの緩和にも効果があると発表されました。

感情的には、kirtan キルタンを行う事で考えから解放される事ができます。特にネガティヴな思考のスパイラルの中にいる場合、キルタンを歌う事で、ネガティブな思考の渦から私たちを引き離してくれる効果があります。恐怖心、不安や心配でいっぱいな頭の中をキルタンによって鎮める事で、心の落ち着きや感情の平静さを保つ事ができます。ある人達にとってはスピリチュアル的な効果も感じられます。キルタンを歌う事で深い喜びを感じ、心も開き他者と深く繋がる事が出来ると語っています。』


Kirtan キルタンを始めたいと思っている方は、ヘッドホンとオープンなマインドさえあればどなたでも簡単に始める事ができます。欧米のアルツハイマーリサーチ&防止機関(The Alzheimer's Research & Prevention Foundation)はキルタンを記憶力と集中力向上のために進めており、マントラとその唱え方をウェブサイトで公開しています。


Youtubeなどの動画サイトでマントラ音楽やキルタンをサーチし、1日12分間一緒に歌う事で上記の研究発表にあった効果が感じられるのです。

続いて、サンキルタンの重要性についてシェアします。サンキルタンの「サン」はサットサンガ(スピリチュアルな道を志す者の集まり)サン。同じ道を志す者同士が集まり、技術や芸術性を競い合う精神からではなく、身分も社会的地位や持ち物も関係なく、皆一緒に心を1つにして歌う事で、私たち皆の中を流れる大きな愛のバイブレーションを感じ、つながる事ができます。そこにマントラのパワーが宿っています。一人で行うことも可能ですが、大勢が集まり一緒に歌う事でキルタンの真のパワーは発揮されます。
Kirtan キルタンは音楽そのものを超え、より深いバイブレーションの経験へと導きます。私たちは皆、様々な周波数で共鳴しています。そしてそれらの周波数は私たちの思考や言動により変化します。ですから私たちが皆同じこと、つまり同じリズムで動き、呼吸し、チャントするとき、私たちのバイブレーションは同調を始め、そしてその結果生まれる経験はとてもパワフルです。なぜならバイブレーションはより強いバイブレーションに同調するからです。

もしあなたが本当に惨めでしょうがない日を過ごしていても、チャンティングの間、その気持ちを持ち続けることは難しいでしょう。チャンティングに参加することなく、ただ部屋にいるだけだとしても変化を感じるでしょう。エネルギーが、私たちの中にあるスピリットを活性化させ始めます。



そんなポジティブな効果たっぷりのキルタンですが、最近日本のヨガコミュニティでもキルタンをリードしている方々が増え、キルタンが定着してきていると感じています。キルタンを世界に広めた大御所のクリシュナ・ダスの昨年の来日に続いて、今年は世界的大活躍している若手ナンバー1のキルタン・バンド  KIRTANIYAS(キルタニヤス)が6月に初来日します。
去年ヨガスポットが主催したクリシュナダスのキルタンで感じましたが、日本のヨガコミュニティでもキルタンの必要性、需要がますます高まるのではないかと思います。


キルタン初参加の方も、すでにキルタンをプレイしている方もどなたでも参加できるキルタン・コンサートをYOGA SPOTで開催します。もう少しキルタンを深く学んでみたいという方達のため、リヴィング・バクティ・トレーニング。初来日のキルタニヤスがキルタンの実践法を始め、様々なバクティヨガの実践法をライフスタイルとヨガレッスンに取り入れる方法を伝承します。

クリシュナ・ダスなどキルタンを世界に広めた大御所達は決してずっと若いままではありません。そういう状況でキルタニヤスの様なバクティを生きている若手のバクタ達が次世代のキルタン・コミュニティー(サットサング)を牽引して行きます。若手のキルタン・アーティストをサポートしなければいけない重要性を感じています。

今回来日するキルタニヤスのリーダーのヴィジェイ・クリシュナについて
11歳の時にバクティヨガへ入門し、師から伝承された最初の教えは『常にキルタンに専心』する事だった。彼は、その時からずっと偉大なスピリチュアルマスターの元で世界を旅しながら、キルタンと言うアートの深さに専心しながら、ムリダンガと言うインドの打楽器を極めている。

ヴィジェイは幼少時からインドの大聖地、ヴリンダーヴァンでキルタンを学び、西洋やインドのアシュラムやお寺でキルタンを歌いながら育っている。インドで長年暮らしながら、神聖な寺院を始め、様々なキルタンの伝統的なヴォーカル・テクニックを学んできた。これまで学んで来た事を吸収している今は、様々なキルタンのスタイル、テクニック、エネルギーを融合し、ムード溢れるキルタンを深さと情熱を込め、世界中を旅しながら捧げている。

世界中から才能溢れるアーティスト、歌手、ダンサーが集結したキルタンバンドの KIRTANIYAS キルタニヤスは、世界中をツアーし、古典的なキルタンのみならず、キルタンとヒップホップ、レゲエ、エロクトロニック・ダンス・ミュージックを融合したジャンルを超えた数多くのアルバムをリリースしている。


キルタンやバクティヨガに興味がある方、日本でキルタンをリードしている方、ぜひKIRTANIYASとのリヴィング・バクティヨガ・トレーニング&キルタンに参加してください!

キルタニヤスから本物のバクティ、キルタンを音楽、技術的な側面はもちろん、ライフスタイルとして、生き方としてのバクティヨガやキルタンをたくさん学べるとても良い機会になるでしょう。







Jaya Shri Radhe Shyam

OMkari





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