2016年7月6日水曜日

ヴィンヤサヨガの真髄 part 2






例えばボクシングやマラソンを激しいと形容できますが、ヨガのアサナ、ポーズの練習を“激しい” とは言い表せない。激しく動いたのではそれはヨガではなくなるからです。ヴィンヤサヨガは1つ1つの動きを意識的に丁寧にしなやかに力強く流れていきます。そこには少しのチャレンジを諦めず、優美に流れる ”力強さ” はあっても激しさは1つもありません。

パタンジャリのヨガスートラには、2.46  स्थिरसुखमासनम् ॥ sthira-sukham-āsanam ヨガのポーズは安定して安楽であると明記されています。

安定感と安楽さの中には激しさは存在しません。あるのは安定感と支える力、途中で投げ出さない力をもたらす内側の力強さ、優美、しなやかさ。ヨガが激しいと感じてしまうのは、自分自身の意識の持ち方であり、無意識にただ身体を右から左に激しく動かしているだけの運動にしているからです。





激しい運動をヨガに変えていく方法は高意識をもってフローに乗っていく事。”意識のある進化” これをヴィンヤサヨガと言います。同じヨガのポーズ、練習を行っていても、激しく動いていたのではそれは “ヴィンヤサヨガ"ではないのです。

二人のプラクティショナーが同じヨガのポーズ群、シークエンスを行っていても、一人は無意識に激しく動き、もう一人は意識的に、優美に、しなやかに、力強く動いていたとしたら、前者の方はインド式の運動を行っていて、後者の方は ヴィンヤサの流れに乗り、"ヴィンヤサヨガ" の状態にあり、動き方には目に見えないはずのプラーナ(生命の気)がポーズに、その人の身体に、流れに必ず見えると言っていいでしょう。

太陽礼拝、三角のポーズ、兵士のポーズ etc…. 決まったヨガのポーズをただ身体のアラインメントを修正しながら動く事を学ぶのではなく、ヨガスポット認定のヴィンヤサフローヨガ・ティーチャートレーニング200時間は、動きを司る “意識” の変容仕方を学び、運動を真のヨガに変容させ、力強く、優美に、しなやかに美しくヨガマットの上と人生をフローする方法を学びます。






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YOGA SPOTでのヨガトレーニングを受けた後はヨガの安全で的確な指導法、指導スキルが身につく事はもちろんの事、自信を持ってヨガインストラクターとして羽ばたいていけるようなヨガの力強い基礎が確立されるので、いざ本番のヨガクラスを教える時にヨガクラスのシークエンスはどうしようか迷ったり、自身で作ったシークエンスに自信が持てないと言う事はないので、ヨガを学び直しに行ったりする事は当然ながらないですし、安心して、自信を持ってヨガクラスを教える事が可能になります。


それ以上に自分をケアし、成長させ、人生をリラックスしながら生きる方法、ツールで一杯になっている道具箱。ヨガの指導スキルよりも大事な事が沢山身についています。ここに真のヨガがもたらす恩寵が凝縮されているのです。ヨガ最高!


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