2014年9月5日金曜日

先生のいない先生


この絵の偉人がどなたで、何を行った人か絵だけ見てわかった方は合格です!


ヨガは数千年前から師から弟子へと伝えられて来た教えと言う事はヨガプラクティショナーやヨガラバーは何度も何度も聞いた事があると思います。立派なヨガティーチャーになるための大前提は資格だけではない事はご存知の通りです。

私がガイドするヨガティーチャートレーニングの初日に必ず生徒達に聞く質問、”良いヨガティーチャーの第一条件とは?" 必ずこの質問でティーチャートレーニングのマンダラを開きます。

アシュタンガヨガティーチャーのキノ・マクレガーが書いた先日のハフポストの先生のいない独習のヨガと先生の必要性ついての記事が的を得ていました。独学のヨガティーチャーにクラスで身体に触れられ、ポーズのアジャストをしてもらう危険性。特にトレーニング不足のヨガインストラクターのヨガクラスでの怪我が問題になっている今では、これはとても重要なポイントです。

ヨガ以外の分野では独学のプラクティショナーに任せると言う事はあり得ない事。例えば外科手術を独学の先生にしてもらいたいと思わないはずです。先生のいないヨガ講師が良しとされてしまう事は、決して良くはない事に気づく必要があります。

記事では次の点にも触れています。自身の受けたトレーニングや学んだ先生の流派、系統に敬意を表せず、配慮、触れず独学でヨガを学んだ事を、先生がいない事を売りにしてしまうヨガインストラクターが増えている危険性。ヨガを学んだ先生、流派、受けたトレーニングを誇りを持って代表する、represent レペゼンする事の重要性。そもそもなぜ自分が受けたトレーニングや学んだ先生の事、ルーツを公開せず、先生がいない事をハイライトしたがるのか。

本当に同感です。私は私の受けたヨガトレーニングや影響を受けている先生と自分の流派に大きな感謝と誇りを持っていて、常に常にプラーナフローやシヴァ・レーと言うルーツに敬意を示しています。

良いヨガティーチャーの第一条件はまずは良き生徒である事。本物のヨガティーチャーと巡り会う事でヨガの練習が飛躍的に進化します。良い生徒でなければ良いヨガティーチャーにはなれない。立派なヨガティーチャーである前に良きヨガの生徒であり続けたいとしみじみ思います。

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